男性のオナニーといえば、勃起したペニスをしごく方法が一般的です。
しかし、気持ちよくなりたいからと強く握ってしごくのは、早漏や膣内で射精できなくなるといった危険性があります。
スローオナニーを覚えることで、気持ちよくなれるだけでなく、早漏改善といった効果も期待できます。
この記事では、スローオナニーのやり方やメリット、デメリットについて紹介します。
※スローオナニーは男女関係なく行えますが、この記事では男性のやり方のみ紹介します。
スローオナニーとは
スローオナニーとは、ゆっくりとした刺激で、長時間オナニーを楽しむ方法です。
オナニーって、早い人だと数分で終わらせてしまうことがあります。
そういった短いオナニーは、当然ですが気持ちいい時間が短く、また、早漏になる危険性もあります。
スローオナニーは1回に最低でも20分から30分、長いと1時間以上行うので、その間気持ちよさを楽しめます。
時間をかけて行うと、気持ちよさを長く楽しめるだけでなく、射精したあとの満足感も違います。
スローオナニーのメリット
スローオナニーのメリットです。
ただしごくだけより気持ちいい
「ゆっくりとした刺激では気持ちよくないのでは?」と思う方もいるでしょう。
射精というか、男性の場合、気持ちいいと早くイキたいって思ってしまいます。
なぜなら、射精の瞬間が最も気持ちいいため、早くオーガズムを味わおうとするためです。
スローオナニーの場合、射精までの過程に時間をかけて、快感を長く楽しめます。
オナニー開始時はそれほど気持ちよくはないかもしれませんが、5分、10分と続けていくと、気持ちよくなっていきます。
そのうち、射精直前の気持ちよさが続くようになります。
ただしごくだけのオナニーでは、すぐに終わってしまう射精直前の気持ちよさが、長く楽しめるのです。
これだけでも十分なのに、さらに射精まですると、腰全体が気持ちよくなることもあり、心地よい疲労感に包まれます。
早漏などの改善
オナニーを短時間で済ませてしまう人は、早漏になりやすいです。
個人で楽しむオナニーならいいかもしれませんが、セックスで早漏だと、パートナーを満足させることができません。
早漏になってしまうのは、早く気持ちよくなりたいために、強い刺激を与えてしまうのが原因です。
ですので、弱い刺激で焦らしながらオナニーをするのは、強い刺激に慣れてしまったペニスを元に戻すトレーニングになります。
また、強く握ってしごいてばかりいると、膣内射精障害や勃起不全といった問題も発生します。
スローオナニーは、気持ちいいだけでなく、男性機能の改善にも効果的なのです。
スローオナニーのデメリット
スローオナニーのデメリットです。
時間がかかる
スローオナニーは、時間が決まっているわけではありませんが、最低でも20分から30分は行います。
「あまり時間ないけどサクッと抜きたい」という人には向きません。
アナルオナニーもそうですが、気持ちよくなるためには、時間をかけることが大切です。
休日など、時間のある日に行いましょう。
スローオナニーのやり方
ここまでスローオナニーについて書いてきましたが、実は、正しいやり方といったものはありません。
イかない程度の弱い刺激で、亀頭やカリ、竿を刺激すればいいだけです。
この記事では、あくまで基本的な流れと、オナホールを使ったやり方を紹介します。
用意するもの
- ローション(あった方がいい)
- オナホール(なくても大丈夫)
- AVなどのオカズ(なくても大丈夫)
基本的に道具はなくても可能です。
ただ、ローションはあった方が、摩擦が軽減されて、スローオナニーを長く楽しめます。
オナホールを使う場合、刺激の弱いものを使います。
おすすめのオナホールについては、いずれまとめたいと思いますが、個人的にはトイズハートのものがよかったです。
基本的な流れ
- 興奮を高める
- 性器以外の性感帯を触る
- 性器を刺激する
- イク(射精)
スローオナニーは、いきなり性器を刺激しません。
まずはAVやエロ漫画などで、気分を高めます。
このとき、肌をフェザータッチで撫でたりすると、脳や体が、より刺激に敏感になります。
もちろん、オカズなしの妄想でもいいですし、すでに興奮状態ならば、次に進んで構いません。
エッチな気分になってきたら、乳首を愛撫していきます。
乳首の表面を優しく撫でたり、爪でひっかいたり、つまんでコリコリしてみたりしましょう。
乳首が感じない人は、早く快感が欲しいと思うかもしれませんが、この「欲しくてたまらない」と思うのが重要です。
我慢ができなくなったら、いよいよ性器を触ります。
まだ勃起していない場合は、少ししごいてもいいです。
勃起したペニスの亀頭部分を、優しく指の腹でさすります。
このとき、ローションを使うとぬるぬるして気持ちがいいです。
亀頭だけでは気持ちよくなれないという人は、カリ首を優しく擦る、竿をしごくなどしてみましょう。
竿は、普通にしごいては射精してしまうので、ゆっくりと行います。
普段ならそこまで気持ちよくない刺激でも、興奮が高まっていると感じやすいです。
握ってしごくと強くなってしまう場合、親指と人差し指でつまむようにしてしごいてみましょう。
あいている片手は、乳首を弄ってもいいです。
ずっとゆっくり続けるのが理想ですが、多分射精できない人が多いと思うので、ときどきしごくのを早くして、イク直前になるのを維持してみましょう。
一度イク直前まで行けば、あとはゆっくりとした刺激でも十分気持ちいいです。
あとは、満足したタイミングで射精しましょう。
オナホールを使ったやり方
オナホールを使った、腰がとろけるようなオーガズムを得られる方法です。
興奮を高めるところまでは、基本的な流れと同じです。
ガチガチに勃起したペニスを、ローションを注入したオナホールに挿入します。
オナホールは締め付けがあって、ねっとりと絡みつくようなものがいいです。
トイズハートのセーフスキンを使ったものがおすすめですが、好みのものがあればそれで構いません。
ただ、ぞりぞりとした高刺激系は、スローオナニーに向いていませんのでご注意ください。
オナホールに挿入したら、空気を抜いて、動かさずに乳首を弄ります。
もし、ペニスが萎えてしまう場合は、萎えない程度に動かしてもいいです。
オナホールは本来、動かさないとあまり気持ちよくありませんが、乳首を刺激していると、ペニスも敏感に反応します。
オナホールを動かす際は、奥まで挿入したら抜けるぎりぎりまで引く、ストロークの長い動きをゆっくり繰り返します。
このとき、やはり乳首も一緒に弄ると、より気持ちよくなれますし、開発にもなります。
オナホールの動きをときどき早くしてみるのもいいです。
射精しそうな状態になったら、再び長いストロークでゆっくり動かします。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくれば、この射精直前の気持ちよさを味わい続けることが可能です。
射精直前状態だと、ペニスが敏感になっており、オナホールの膣内をかき分けていく感触が、はっきりと分かるようになります。
この射精直前状態だと、暴発してしまうこともありますが、それも十分気持ちいいです。
満足するまで堪能したら、オナホールに精液を吐き出しましょう。
他の性感帯開発に応用できる
スローオナニーは、アナルや乳首の開発にも役立ちます。
感じやすい性器と一緒に刺激することで、アナルや乳首で気持ちよくなっていると、脳や体に覚えさせるのです。
快感が長く続くスローオナニーは、アナルや乳首を弄る時間も必然的に長くなり、開発が進みやすいです。
アナル(前立腺)開発の場合
アナル(前立腺)を開発する場合、アネロスやディルドといった、挿入する道具が必要になります。
ローションを使ってしっかりほぐしたアナルに道具を挿入したら、まずは慣れるまで動かさないでいましょう。
ペニスはやはり弱くゆっくりしごくか、亀頭にローションをつけて撫でるか、もしくはオナホールに挿入します。
アネロスならばPC筋を締め付けて動かし、ディルドは前立腺を押すように、小刻みに動かします。
前立腺を刺激しながら、ペニスで射精直前の快感を味わい続けていると、次第にアナルも気持ちよくなっていきます。
この方法で開発を続けると、アナルへの刺激で射精する、トコロテンをしやすくなります。
《参考記事》アナルが気持ちいい理由と前立腺開発のやり方
乳首開発の場合
乳首開発の場合は、片手で乳首を弄りつつ、もう片手でペニスをゆっくり刺激します。
やはり大事なのは、射精直前の状態をキープすること。
ただしこの方法だと、乳首は片方しか弄れませんので、オナホールを使うのもおすすめです。
オナホールの場合、スローオナニーで射精直前まで高めてから、オナホールを動かすのをやめて、乳首だけを弄ります。
射精直前まで高まった敏感ペニスは、動かさなくてもオナホールの包み込む感触で、じんわりと気持ちよくなれます。
乳首が感じるようになれば、オナホールに挿入して動かさなくても、乳首弄っているだけで射精してしまうことがあります。
この方法で開発を続けると、乳首の感度が上がるだけでなく、乳首だけで射精する練習にもなります。
《参考記事》【男性向け】乳首開発のやり方とメリットデメリット
まとめ:スローオナニーはメリットが多くて気持ちいい
スローオナニーとは、ゆっくりとした刺激で、長時間オナニーを楽しむ方法です。
1回に最低でも20分から30分、長いと1時間以上行います。
メリット
- ただしごくだけより気持ちいい
- 早漏などの改善
デメリット
- 時間がかかる
必要なものは以下の通りです。
- ローション(あった方がいい)
- オナホール(なくても大丈夫)
- AVなどのオカズ(なくても大丈夫)
基本的な流れは以下の通りです。
- 興奮を高める
- 性器以外の性感帯を触る
- 性器を刺激する
- イク(射精)
また、他の性感帯開発にも応用できます。
スローオナニーは、快感を長時間楽しめるだけでなく、腰がとろけるほどの射精を味わえます。
ゆっくりとした刺激なので早漏の改善にもなりますし、他の性感帯の開発にも効果的な方法です。
ただしごくだけの射精に飽きた方。
早漏に悩んでいる方。
性感帯を増やしたい方。
ぜひ、スローオナニーに挑戦してみてください。